陽と火の女神~女性性の分離と葛藤のストーリー

2021年3月27日土曜日

ジェネシス・ヒーリングTM


こんにちは。ルナリエです。
気が付けばもうすぐ4月ですね。
ベランダの草花も目を覚ましてすくすくと成長しています。

3月はArganzaプログレッシブワーク、さくらしおんを受講しています。2段階目:サクヤ(陽の禊)で、印象的な体感があったのでご紹介しようと思いました。

さくらしおんは四元素に関係していくワークになります。2ではサクヤによる陽の禊がテーマになるとのことでした。展開していったのはArganzaの解釈での「陽(日)の女神・サクヤヒメ」と炎に包まれているように見える「火の女神・イワナガヒメ」のビジョンでした。


サクヤヒメと言えば、富士山の浅間大社に祀られている女神ですね。

富士山本宮浅間大社

一般的には火の女神と言われています。がArganza解釈ではそうではなく、日=陽の女神。確かに、先日浅間神社を訪れると火の「赤」ではなく精妙な黄緑色のエネルギー(陽の要素)を感じました。

「日」というのは、太陽ロゴスのエネルギーのこと。縄文やケルトで崇拝されていた日の神のこと。あまり詳しくはないのですが、私自身も古代日本史について本など読むうちに卑弥呼は「日巫女」と自然と感じるようになりました。


一方のイワナガヒメは、火の女神。 

大室山浅間神社

日本神話では、妹のコノハナサクヤヒメと共にニニギノミコトに嫁ぎますが、容姿を理由にイワナガヒメだけ送り返されてしまいます。

その後、イワナガヒメは泣き暮らしたとも、コノハナサクヤヒメに嫉妬したとも言われていて。イワナガヒメがニニギノミコトの子孫に呪いをかけたため、人の寿命が短くなってしまったという逸話もあるようです。

今回の「さくらしおん」のビジョンでは嫉妬によってリリス化した姿に見えていました。
火というと、占星学から(ネガティブに働いたときは)破壊や争いのイメージとも繋がります。

日本語では「ヒ」と同じ音で発音される ヒ=陽、日、火 の物語については、Amariさんがブログに考察を綴られています。ぜひご覧ください。

太陽とサクヤヒメ~energy&crystals 


さらに、最近は何故かシリウスの情報が立て続けに訪れています。瞑想中に受け取ったことから、シリウスのエネルギーに近い…と感じたハワイの「マウナケア」。
調べてみるとマウナケアとは「白い山」という意味なのだそう。日本の白山信仰、白山姫を思い出しました。詳しいことは省略しますが、やはりシリウスとの繋がりがあるのではないか、と思います。

さらに、ハワイの神話を調べてみるとマウナケアにはポリアフという雪の女神が住んでいて、キラウェア火山の火の女神ペレとは何度も戦っているのだとか…。ポリアフは「日の女神」ではなく「雪の女神」ですが、サクヤヒメとイワナガヒメの原型ストーリーをここでも感じました。


非常に長くなりましたが…、ここからが本題です。日本神話におけるコノハナサクヤヒメ、そしてイワナガヒメ。これは女性性の分離の物語でもあるのだろうと感じました。

姉妹として表現されているように、元々は一つであったものが分離してしまった。


ビジョンでは、サクヤヒメ側からの視点でストーリーが展開しました。
サクヤヒメのように人は自分らしく生きること、ソウルを生きることを目標にやってくる。だけれど、自分らしく生きようと頑張るほど何故か大切な人や周囲から嫌われる、疎まれる…という葛藤、孤独を経験する。

ゆえに、輪を離れられずに元に戻ってしまうことも。

「大切な人、周囲の人…すなわち、分離してしまった兄弟・姉妹を大切に思うからこそ、そこを抜けられない」というような葛藤と迷い。

ジェネシスヒーリングのセッションなどでも少し形を変えた分離と愛のストーリーを見せて頂いています。同じパターンではなくても経験している方や覚えのある方が多いのではないかなと思っています。


そしてそんな迷いの霧に包まれている中に「人と人の関係性の中で自分を見失ってはいけない、もっと大きな視野で見なさい」という喝を入れるようなメッセージが響いてきました。

アカシックリーディングのゲリー・ボーネルさんも、誰かにソウルで生きることを伝えたいのならば、言葉で伝えるのではなくデモンストレーションをすること(ソウルで生きる姿を見せること)、だと言っています。


愛するからこそ、愛する人と一緒に留まるのではなく、あえて自分はソウルで生きることを選択する。
きっと、そんな覚悟が必要なのだと思います。



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